成熟を目指して進もうではありませんか
神のプログラムには、成熟するための二つのおもな条件があります。一つ目は、パウロがエペソ人への手紙4章11節で挙げた、神から与えられた務めである「使徒、預言者、伝道者、牧師、教師」からの訓練を受けることです。その人たちからの訓練や監督、指導なしに、神の民が成熟することは考えられません。イエス・キリストは重要でない備えをされたことはなく、この備えも例外でなく、不可欠なものだと私は信じています。二つ目の条件は、私たちは孤立した個人のままではなく、成長する信者のからだの一部でなければならないことです。
そして、その同じ箇所でパウロは、私たちが成熟のための神のプログラムに従うなら、
「こうして、私たちはもはや子どもではなく、人の悪巧みや人を欺く悪賢い策略から出た、どんな教えの風にも、吹き回されたり、もてあそばれたりすることがなく」(14節)
なると言っています。
もし、私たちがこの五つの役割(五役者)のもとに来ないなら、つまり、キリストのからだの一部にならず、聖書が言っているこの訓練を受け入れないなら、パウロによれば、私たちは子どものままです。そして、「人の悪だくみや人を欺く悪賢い策略から出た、あらゆる教えの風に、吹きまわされたり、もてあそばれたりする」のです。私はこのような特徴に当てはまる多くのクリスチャンを知っています。彼らは毎年のように新しい流行、新しい教義、またその流行を提供し、継続していくために新しい教師を招くのです。しかし、私たちは神からの、そして聖書に基づいた働きの訓練を受ける必要があります。また、信者のからだの一部とならなければなりません。それこそが成熟への唯一の道です。あなたはどうでしょうか。訓練を受けていますか。からだの一部になっていますか。成熟を目指して進んでいますか。
【祈り】
主よ、あなたが私を前進させてくださることを感謝します。私は、成熟を目指したいので、成長するからだの一部になるために訓練されることを願います。私は成熟を目指して進みます。アーメン。