私のからだはイエスの血によって贖われ、聖められた聖霊の宮です
もし肉に従って生きるなら、あなたがたは死ぬことになります。しかし、もし御霊によってからだの行いを殺すなら、あなたがたは生きます。(ローマ8:13)
パウロは「霊的なクリスチャン」に向かって、肉に従って生きるなら、死ぬと言っています。なぜなら、腐敗するものを育てることになるからです。肉に従って生きるとき、得るものは腐敗だけです。
「肉」と「御霊」は正反対のものです。一致するものは何もありません。神の贖いの計画 は、古い肉の性質を死につけ、私たちの内にある聖霊によって全く新しい性質を生み出すことです。神はこの変革のためにすべてのものを与えてくださっており、私たちは自分の生活の中でそれを用いなければなりません。肉のからだの行いを死につけるのです。神がしてくださるのではありません。神は、そのための権利と権威、力を私たちに与えてくださっているので、私たちはそれを行使しなければならないのです。
聖書はこう言っています。「しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとなる特権〔権威〕をお与えになった」(ヨハネ1:12)。私たちは新生したときに権威を受け取ります。しかし、権威は用いなければ意味がありません。新生は、単なる可能性に過ぎません。それは、自分に与えられた権威を用いるなら、何か素晴らしいものへと発展する機会という可能性です。直面する問題や罪に対して、聖書的な方法で権威を行使する一歩を踏み出さなければ、私たちは全く進歩しないのです。
私たちは、肉の領域の考え方から、全く別の考え方へと変えられなければなりません。そのためには聖霊の助けが必要です。「神の御霊に導かれ〔てい〕る人はみな〔人だけが〕、神の子どもです(ローマ8:14)。
【祈り】
主よ、イエスさまの血潮と聖霊の働きを感謝します。私は信仰によって、肉の行いを死につけ、あなたの聖霊が私の内に創り出す全く新しい性質に私自身を開放することを宣言します。私のからだは、イエス・キリストの血によって贖われ、聖められた聖霊の宮です。アーメン。