感謝しようではありませんか
感謝することは、聖書の直接的な命令です。感謝しないことは、不従順です(Ⅰテサロニケ5:18)。
感謝は、クリスチャン生活の最も重要な態度で、それは感情ではなく、意志から行うものです。感謝を捧げるために特に感情は必要ありません。子どもに「ありがとう」と言うことを教えるようなものです。イギリスでは、子どもたちは何かをもらう前から「ありがとう」と言うように教えられます。それは単に礼儀の問題です。神はしばしば、私たちにもそのように、実際に何かを受け取る前に「ありがとう」と言うことを求めておられます。先に受け取ろうと待っていると、受け取ることができないことが多くあります。
キリストの平和が、あなたがたの心を支配するようにしなさい。そのために、あなたがたも召されて一つのからだとなったのです。また、感謝の心を持つ人になりなさい。キリストのことばが、あなたがたのうちに豊かに住むようにしなさい。知恵を尽くして互いに教え、忠告し合い、詩と賛美と霊の歌により、感謝をもって心から神に向かって歌いなさい。ことばであれ行いであれ、何かをするときには、主イエスによって父なる神に感謝し、すべてを主イエスの名において行いなさい。(コロサイ3:15-17)
この箇所は、二つのことを私たちに命じています。主イエスによって父なる神に感謝し、すべてを主イエスの名において行うことです。感謝しながら行うのです。キッチンや浴室の掃除をする時、車を運転する時、手紙やメールを書いている時など、すべての作業にこれらの命令を適用するのです。それによって、私たちは善悪の基準が分かるようになります。主イエスの名によって感謝しながらできないことがあるなら、しない方がいいでしょう。この方法で判断するとき、すべきこととすべきでないことのリストはもう必要ありません。私たちの言動の指針となる基本原則となってくれるからです。
【祈り】
主よ、あなたが私にしてくださったすべてのことに感謝します。私は、すべてのことを主イエスの名によって行い、父なる神に感謝しながら行います。私は感謝を表します。アーメン。