私は聖霊によって神に近づくことができます
イエスは、
「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです」(ヨハネ14:6)
と言われました。この聖句は、伝道するときにもよく引用されます。しかし、その意味を深く考えてみたことはあるでしょうか。「道」とは、目的地に導くものです。道自体は目的地ではありません。ですから、イエスが、「わたしは道です」と言ったのは、私たちを目的地に導くために来た、という意味です。
イエスは私たちをどこへ連れて行くのでしょう。イエスはこう説明しています。「わたしを通してでなければ、だれも父のみもとに行くことはできません」(6節)。つまりイエスは、「私は父への道であり、父を啓示している者だから、わたしを見た人は、父も見たのだ」(7-9節)と言っているのです。
また、キリストは来て、遠くにいたあなたがた〔異邦人〕に平和を、また近くにいた人々〔ユダヤ人〕にも平和を、福音として伝えられました。このキリストを通して、私たち二つのもの〔ユダヤ人と異邦人〕が、一つの御霊によって御父に近づくことができるのです。(エペソ2:17-18)