詩篇125:1-2
「主に信頼する人々はシオンの山のようだ。ゆるぐことなく、とこしえにながらえる。山々がエルサレムを取り囲むように、主は御民を今よりとこしえまでも囲まれる。」
この詩篇の作者は、今日の世界がほとんど知らない2つのことを描いています。その2つとは、安定と安全です。この世は様々な方法でその2つを切望し、求めていますが、真の形、不変の形でそれらを見出してはいません。
しかし、安定と安全の場所があります。このように書かれています。「主に信頼する人々はシオンの山のようだ。ゆるぐことなく、とこしえにながらえる。」 これは、安定性であり、安全性で、続く文で作者は、主がご自身の民のためにどのようにして安定と安全の両方を備えてくださっているかを美しく描いています。「山々がエルサレムを取り囲むように、主は御民を今よりとこしえまでも囲まれる。」
あなたがエルサレムに行ったことがあるなら、東西南北のどこから行こうとも、確実な一つのことは、エルサレムの町に来るには、町の四方を囲んでいる山々を通らなければならないということです。作者が言っているのは、「山々がエルサレムの町を囲み、守っているように、主は、ご自分の民をご自身の臨在で取り囲み、守っている。」ということです。主を通りぬけることなく、私たちへとたどり着くことができる悪は一つもありません。主は、山々がエルサレムを取り囲むように、ご自身に信頼する人々を囲まれています。主はその人々に真の安定と安全を与えられます。
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