赦すときに赦される

イエスは、私たちに赦しを与えるために罰せられました

山上の説教の中で、イエスは私たちに、

「私たちの負い目(罪)をお赦しくださ い。私たちも、私たちに負い目のある(罪を犯した)人たちを赦します」(マタイ 6:12)

と祈りなさいと教えられました。つまり、この祈りは、「私たちが赦す ように、私たちを赦してください」ということです。あなたが他の人を赦すのと同 じ割合で、神もあなたを赦してくださることを忘れないでください。あなたが他の 人を完全に赦すなら、神もあなたを完全に赦してくださいます。しかし、もし部分 的にしか他の人を赦さないなら、神もあなたを部分的にしか赦さないでしょう。 

多くのクリスチャンが祈りの答えを受け取れない大きな原因の一つは、他の人、 通常それは特定の一人を赦せないことにあります。私は人々のカウンセリングをし てきて、赦さないことは霊的生活の妨げの一因となることに気づきました。以前、 ある女性に「赦していない人はいますか」と聞きました。彼女は「はい」と言って、 

米国司法省の著名な人物の名前を挙げました。私は、「解放されたいと願うなら、 その人を赦さなければなりません。他に選択肢はありません。あなたが彼を赦さな いなら、神もあなたを赦してくれません」と言いました。 

あなたは赦すことができますか。「赦せるかどうか分からない」と思うかもしれ ません。そうであれば、神もまた、「わたしもあなたを赦せるかどうか分からな い」と言うでしょう。決心するべきです。赦しは感情ではありません。決断です。 私はそれを、「借用書を破棄すること」と呼んでいます。ある人があなたに3万ド ルの借りがあるとします。しかし、あなたは神に600万ドルの借りがあるかもし れないのです。神に借用書を破棄してもらいたいなら、まず自分に借りのある人の 借用書を破棄しなければなりません。 

それが神の不変の律法です。それが「主の祈り」の中に組み入れられているので す。そして、「主の祈り」の最後の祈りは、邪悪なサタンからの解放を求める祈り です。私たちが神に赦してもらうように、私たちが他の人を赦すまで、解放を祈る 資格はないのです。

【祈り】

イエスさま、私のために十字架で死んでくださったことを感謝します。 私は他の人を心から赦します。そして、私に赦しを与えるために、イエスさまが罰 を受けてくださったことを宣言します。アーメン。

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