私たちが神と永遠に交わることができるために、イエスは死によって絶たれ ました
しかし、主と交わる者は、主と一つの霊になるのです。(Ⅰコリント6:1 7)
「交わる」という語は、過去形ではなく、現在進行形です。言い換えれば、「絶 えず主に結ばれている者は、主と一体です」ということです。男女が肉体的に結ば れることと同様に、神との霊的な一体があります。それがこの聖句で言っているこ とです。それは非常に現実的で、とても親密な結びつきであって、信者は神と一つ になって離れることがありません。
イエスが父と一つであるように、信者は御子イエスと一つになることができます。 「主と交わる者は、主と一つ霊になるのです。」もう一度強調したいことは、それ は過去の一度きりの出来事ではないことです。現在進行形です。「絶えず主に結ば れている者」です。イエスは父との継続的な結合によって生きておられました。そ の結びつきが壊れていたとしたら(十字架にかかるまでは決して起こらなかった)、 イエスは生きることはできなかったでしょう。そして、私たち信者も、御子イエ ス・キリストとの絶え間ない結びつきの中でしか生きることができません。イエス と結ばれて生きている私たちは、一つ霊なのです。
人間の霊の最大の活動は、神と一つになることです。霊は、神と直接結びつくこ とができる人間の唯一の部分です。私たちの霊が持っている大きな特権は、神と結 ばれ、交わることができることです。キリストが父との絆によって生きたように、 信者はキリストと結びつくことによって生きなければなりません。一瞬一瞬をキリ ストと一つになることにゆだねて生きるのです。昨日の経験に頼って今日を生きて はいけません。
【祈り】
イエスさま、あなたの十字架のみわざを感謝します。私はキリストと一 つになって、一つ霊の中で生きていることを宣言します。私が永遠に神さまと交わ ることができるために、イエスさまは死によって絶たれました。アーメン。