主は、ご自分の民を捨て去りはしません
主はこう言っておられます ー 今の時代にイスラエルが再び集められることは、主が国々のために掲げる旗であると。今日、イスラエルと中東の出来事は、世界の注目とメディア報道の中心となっています。世の終わりにイスラエルが再び集められているこの時代は、3000年前の神の大いなる預言の暦にはっきりと記されていました。次の聖句は、このことを明確に示している箇所の一つです。
あなたは立ち上がり シオンをあわれんでくださいます。今やいつくしみの時です。定めの時が来ました。まことに あなたのしもべたちはシオンの石を喜び シオンのちりをいとおしみます。こうして 国々は主の御名を 地のすべての王は あなたの栄光を恐れます。なぜなら 主はシオンを建て直し その栄光のうちに現れ・・・このことが 後の世代のために書き記され 新しく造られる民が主を賛美しますように。(詩篇102:13-16、18)
今こそ、シオンをあわれみ、いつくしむ神の定めの時です。これは、シオンやユダヤ人が受けるに値するからではなく、神の主権的な恵みとあわれみによるものです。神がなさることのおもな目的の一つは、イスラエルへの約束を果たすことによって、すべての国々の前でご自分の御名の栄光がほめたたえられるためです。シオンの再建は、主が栄光のうちに現れる時が近づいていることを示す聖書の大いなるしるしの一つです。私たちは、この詩篇の作者が予見した時代に生きるという大きな特権が与えられているのです。私たちは、「主を賛美する」という最高の目的のために、神がなさっていることに応答する民として創造されていると信じます。
【祈り】
主よ、あなたはイスラエルを選ばれました。今、イスラエルのために祈ります。神さまはイスラエルへの約束を果たすことによって、ご自分の御名の栄光を表しておられると宣言します。主はご自分の民を捨て去りはしないからです。アーメン。