恵みの御座に近づこうではありませんか
「恵みの御座に近づこうではありませんか。」これは、へブル人への手紙で言われている「（～しよう）ではありませんか」の四つ目です。このステップは、最初の三つのステップに直接関連していて、その一連性が重要なのです。自信をもって恵みの御座に近づくことができるために、最初の三つのステップを踏んでいるかを確かめましょう。
最初のステップは、恐れです。「恐れる心を持とうではありませんか」（へブル４：１）。恐れとは、畏敬の念を持ち、神の恵みの必要性を認識することを意味します。二つ目のステップは、「努めようではありませんか」（へブル４：１１）です。これは、神の恵みに対する私たちの応答です。手を抜かず、怠けず、無関心でなく、思い上がらないことです。神の恵みは、私たちが無関心や思い上がりを正当化することなく、勤勉であるようにと促します。三つ目のステップは、「信仰の告白を堅く保とうではありませんか」（へブル４：１４）です。私たちは正しい告白をしなければなりません。イエスについての真理と、イエスが私たちのために何をしてくださったかを、私たちの口で語らなければなりません。
恵みの御座に近づくのは、「あわれみと恵み」という二つのためであると教えています。神が私たちを招いてくださっていて、これまで私が説明してきた条件を私たちが満たすなら、あわれみと恵みが私たちを待っていることを、私は堅く信じています。恐れる必要はありません。決して失望させられることはありません。神は、保証も成就もない招きをすることは決してありません。私たちが神の子どもとして神の前に行くとき、物乞いのように行くのではありません。神には二流の子どもはいません。私たちが近づくための条件を満たしているなら、私たちを遠ざけたりはしません。自信を持って行くことが重要です。それが、行いの信仰です。その信仰は否定されることはありません。神のことばを握り、神は必ず約束を守られるお方であると信じる信仰です。神の忠実さへの信仰です。それこそが、自信を持って御座に近づく方法です。
【祈り】
主よ、私は大胆にあなたのもとに行くことができることを感謝します。神さまが私を御座に招いておられ、私はその条件を満たすので、あわれみと恵みが私を待っているという確信を持って、あなたのもとに行くことを宣言します。私は恵みの御座に近づきます。アーメン。
