私の御父は、私を造られました
ヨブ記の中に、私たちの体を形造られた神の創造の御業(みわざ)の素晴らしい要約を見ることができます。
あなたの手が私をかたどり、私を造られました。それなのに、私を滅ぼし尽くそうとされます。思い出してください。あなたは私を粘土のようにして造られました。私を土のちりに戻そうとなさるのですか。あなたは私を乳のように注ぎ出して、チーズのように固め、(ヨブ10:8–10)
創世記2章7節で「形造り」と訳されている語は、非常に注意深い、巧みな仕事であることを示しています。同様に、ヨブもここで、神が人の体を形造られた時に素晴らしい技術と注意を注がれたことを強調しています。何と鮮明な表現でしょうか。11節には、「(あなたは)皮と肉を私に着せて、骨と筋で編まれたではありませんか」とあります。体のいろいろな主要器官の相互関係を実に美しく表現しています。詩篇139篇でダビデは、
「あなたの目は胎児の私を見られ あなたの書物にすべて(すべての器官/英語King James Version)が記されました。 私のために作られた日々が しかも その一日もないうちに。」(16節)
と言っています。
神があなたの体を造るために用いた設計図には、すべての器官にそれぞれ番号がつけられています。すべての器官は神の書物に記されています。ルカ12章7節のイエスのことばも見てみましょう。
「それどころか、あなたがたの髪の毛さえも、すべて数えられています。恐れることはありません。あなたがたは、多くの雀よりも価値があるのです。」私たちの体に対する神の関心は、このように強いものなのです。神は、最も小さなものでさえも気にかけておられます。この真理に気づく時、私たちの体という素晴らしい作品に対して神が目的を持っておられることにも、私たちは気づくべきです。
【祈り】
主よ、私のうちになしてくださった御業を、感謝します。 神さまが私を素晴らしい技術と注意をもって形造ってくださり、私の体というこの素晴らしい作品に目的を持っておられることを宣言します。私の御父は、私を造られました。アーメン。