御父は、愛をもって私をご自分の息子、娘にしようと定めておられました。
神は…私たちを選び…みこころの良しとするところにしたがって、あらかじめ定めて私たちをイエス・キリストによってご自分の子としてくださいました。それは、神がその愛する方にあって私たちを受け入れることによって、神の恵みの栄光が、ほめたたえられるためです。(エペソ1:4-6,NKJV)
「愛する方」とは、イエスのことです。この順序に注目してください。私たちは選ばれ、あらかじめ定められ、神の子とされ、受け入れられました。現代翻訳では、「受け入れられた」という語は使われていません。「神が…私たちを受け入れ」は、ギリシャ語では、「神が私たちに惜しみない恵みを授けてくださった」という意味です。また、御使いガブリエルは、マリアに挨拶してこう言いました。「おめでとう、恵まれた方」(ルカ1:28)。この「恵まれた」も、エペソ人への手紙のギリシャ語の「受け入れる」と同じ語です。私たちは神から容認されただけの者ではありません。傍観者ではありません。それどころか、私たちは神の大いなる恵みの対象なのです。そのことを信じますか。驚くべきことです。
私が考えるに、不安感は拒絶の問題と直接的なつながりがあります。解決法は、神の家族に入れられることです。神は決して変わることのないお方です。神は愛です。神はご自分の子どもたち一人ひとりを、みな愛しておられます。神に二流の子どもはいません。あなたが神の子どもであるなら、中に入れてもらえることを願いながら恐る恐る近づいて行って、神のドアをノックする必要はありません。神は両手を広げてあなたを待っておられます。
【祈り】
父なる神さま、私があなたの子どもとされていることを感謝します。私を選んでくださったことは、あらかじめ定められていたことであり、私は受け入れられ、恵みを受けていると宣言します。神さまは私に全面的に恵みを注いでくださっています。神さまは愛をもって、私を息子、娘として私をあらかじめ定めてくださっていました。アーメン。