私の古い人はキリストにあって死にました。それは、新しい人が私の中に生きるためです。
宗教は常に、外側から人を変えようとします。スカートの丈を長くする、からだのラインが出ないようなゆったりした服にする、かぶりものをする、化粧を禁じる、肌が見えないように長袖を着る、男性は髪を短くするなどの決まりを作ることがあります。神がなさることは常に正反対のことです。神は内側から人を変えます。神は、私たちの考え方から始められます。神は言われます。「効果的な変化を求めるなら、あなたは別の考え方をしなければならない。もう一つの霊(神の霊)があなたの思いに入って来なければならない。あなたは、これまではサタンの欺きの下にいたが、今は真理の御霊である聖霊に心を開かなければならない。」そのようにすることで、私たちは、古い人とは反対の、新しい人を着ることができます。
エペソ人への手紙4章24節はこう言っています。「真の義と聖とをそなえた神にかたどって造られた新しき人を着るべきである」(口語訳)。この新しい人は、真の義と聖をそなえて神にかたどって造られました。神のご計画に従って造られた、神の目的、神の基準、神の型による被造物です。古い人は、サタンの欺きによって生まれた者ですが、新しい人は神の真理によって生まれます。
サタンが蛇の形をとって人類に近づいてきたことには、意味があります。蛇はその性質上、曲がった生き物であり、それはサタンが曲がった存在であることを鮮明に表していると私は思います。サタンは決して完全な真理を語りません。古い人を表す特徴的な言葉は、「朽ちる」です。
私たちは古い人を脱ぎ捨て、新しい人を着なければなりません。新しい人を表す特徴的な言葉は、「義」と「聖」です。
【祈り】
イエスさま、あなたが十字架でなされた交換を感謝します。私は、「古い人」を脱ぎ捨て、「新しい人」を着ることを宣言します。私の古い人はキリストにあって死んだからです。それは、新しい人が私のうちに生きるためです。アーメン。