イエスは、ご自分の義によって私たちを義とするために、罪ある者とされま し
「ローマ書のレシピ」の次の部分、実践的なステップは、6章11~13節にあ ります。
最初の段階は、「自分は死んだ者」であることを認めることです(11節)。聖 書は、私たちに自分が死んでいることを信じなさいと言っています。パウロはこう 言いました。
「私はキリストとともに十字架につけられました。もはや私が生きて いるのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです」(ガラテヤ2:1 9-20)。
パウロは、キリストの十字架と死を自分自身の死と見なしました。そ のように考え、そのように話し、それを真実としました。私たちも同じようにしな ければなりません。
第二段階と第三段階は、「してはいけない」という警告です。「あなたがたの死 ぬべきからだを罪に支配させて、からだの欲望に従ってはいけません」(12節) 。 そして、「あなたがたの手足を不義の道具として罪に献げてはいけません」(13 節)。以前、私たちは罪に屈するほかありませんでしたが、今は選択肢があります 。 私たちの内には罪よりも大きな力があるのです。私たちは解放され、義とされまし た。しかし、私たちは意志を行使しなければなりません。誘惑が来たら、断固とし てこう言わなければなりません。「嫌だ、私は自分のからだを屈服させない。サタ ンよ、私はお前に屈しない。私はイエスのものだ。」
第四段階は、前向きなものです。「あなたがた自身を神に献げ…なさい」(13 節)。私たちは自分の力で罪から離れ続けることはできません。サタンにではなく、 神に仕え、神へのささげ物として自分自身を献げ、何一つ惜しむことなく、すべて を献げることを選択しなければならないのです。次に、パウロは言いました。「あ なたの手足を…神に献げなさい。」神がご自身の栄光のためにみこころのままに用 いてくださるように、あなたのからだのすべての部分を神にゆだねるのです。
その結果は、「罪があなたを支配することはない」(14節)のです。私たちは、 恥や汚れ、苦しみなど、罪がもたらすすべての悪から解放されます、私たちが「ローマ書のレシピ」に従い、死、埋葬、復活においてイエスと自分を重ね合わせ るなら、私たちは解放されます。
【祈り】
イエスさま、あなたの十字架のみわざを感謝します。私は、イエスと自 分を重ね合わせることによって解放されることを宣言します。なぜなら、イエスさ まが、ご自分の義によって私を義とするために、私の罪深さを負って罪とされたか らです。アーメン。