互いに注意を払おうではありませんか
神や仲間の信者たちと交わりを持つことで、一見マイナスな結果に見えることがあります。それは、不信者とは、それと同じような交わりを持つことはできないことです。
不信者と、つり合わないくびきをともにしてはいけません。正義と不法に何の関わりがあるでしょう。光と闇に何の交わりがあるでしょう。キリストとベリアルに何の調和があるでしょう。信者と不信者が何を共有しているでしょう。神の宮と偶像に何の一致があるでしょう。私たちは生ける神の宮なのです。神がこう言われるとおりです。
「わたしは彼らの間に住み、また歩む。わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる。」(Ⅱコリント6:14-16)
パウロが言っている不信者との分離は、おもに物理的なものではありません。私たちは毎日、家庭や職場で不信者と接するでしょう。そのような状況で、私たちクリスチャンの証しは友好的で礼儀正しく、助けになるものでなければなりません。しかし、道徳的、霊的に汚れていることや、キリストを辱めるような言動を不信者と行なってはいけません。このことに関して、私たちは、パウロがコリント人への手紙第二6章17節で忠告していることに従わなければなりません。「汚れたものに触れてはならない。」私たちが聖霊に敏感になるなら、聖霊は常にこのような汚れた接触について警告し、それから身を守る方法を示してくださいます。
間違った交わりから守る確実な方法は、正しい交わりを持つことです。神の子どもである私たちは、この世が知らない数えきれないほどの喜びと祝福を受け継いでいます。実際、パウロは、父なる神が「キリストにあって、天上にあるすべての霊的祝福をもって私たちを祝福してくださいました」(エペソ1:3)と教えています。そのような祝福を神の家族と定期的に分かち合っているなら、私たちはもはや暗闇の中を歩くこの世の安っぽい、不純な喜びに惹かれることはありません。
【祈り】
主よ、私が他の人を愛することを助けてくださることを感謝します。私は、暗闇の交わりから離れて、キリストにある兄弟姉妹である神の家族の中に入っていくことを宣言します。私は他の人に注意を払います。アーメン。