子としてくださる御霊

私は子とする御霊を受けました。この御霊によって、私は「アバ、父」と叫びます

神の御霊に導かれる人はみな、神の子どもです。あなたがたは、人を再び恐怖に陥れる、奴隷の霊を受けたのではなく、子とする御霊を受けたのです。この御霊によって、私たちは「アバ、父」と叫びます。(ローマ8:14-15)                                 

「アバ」とは、一般的に「パパ」を意味するアラム語またはヘブル語です。イスラエルでは、幼い子は自分の父親を「アバ」と呼びます。そして、私たちは子とされる御霊を受けたので、神に「アバ」と呼ぶ権利があります。お父さん、パパと呼ぶことができるのです。

パウロは、私たちには二つの選択肢があると言いました。神の御霊に導かれるのか、奴隷の霊に支配されるのかです。奴隷の霊は、私たちを罰を恐れる者にしますが、子とする御霊は、私たちを神の子どもとして導きます。

「子ども」と訳されているギリシャ語は、「成熟した子ども」を指しています。私たちが最初に神の御霊によって生まれ変わった時、私たちは子とされます。しかし、導かれていくうちに、成熟した神の息子、娘になっていきます。成熟への道は、聖霊によって導かれ、もはや奴隷の霊に縛られないことです。パウロはガラテヤ人の手紙5章18節でこのように書いています。「御霊によって導かれているなら、あなたがたは律法の下にはいません。」

成熟した神の息子、娘となるためには、御霊に導かれなければなりません。しかし、このことを忘れないでください。聖霊に導かれているなら、あなたは律法の下にはいません。それが私たちの自由です。悪を行う自由ではなく、愛する自由です。私たちがイエスに仕える動機は愛であって、それは世界で最強の動機です。愛するために、恐れは必要ありません。それこそが、神が私たちにもたらしてくださっているものです。それこそが、私たちを成熟した神の息子、娘にしてくれるものです。それが、律法から解放されている結果なのです。

【祈り】 

父よ、私があなたの子とされていることを感謝します。私はもはや奴隷の霊に縛られていないことを宣言します。私は子とされる御霊を受けました。この御霊によって、私は「アバ、父」と叫びます。アーメン。

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