私は、子羊の血と、私の証しのことばのゆえにサタンに打ち勝ち、死に至るまでも自分のいのちを惜しみません
イエスの血の完全な働きを体験するには、その血をどのように用いるかを知る必要があります。今日の聖句と今週の告白のことばは、終わりの時に起こる天と地との大きな戦い、つまり、神の御使い、サタンとサタンの使い、そして神を信じる地上の人々が関わっている大きな対立を示しています。神の御使いはこう言っています。
兄弟たちは、子羊の血と、自分たちの証しのことばのゆえに竜に打ち勝った。彼らは死に至るまでも自分のいのちを惜しまなかった。(黙示録12:11)
「兄弟たち」とは、イエス・キリストを信じる者たち、私たちのことです。「竜」はサタンを指します。私たちはサタンとの直接対決があるのです。その間には誰もいません。この聖句は、信者たちがどのようにしてサタンに勝利したかを教えており、さらに彼らが完全に献身した者たちであったことを表現しています。献身したクリスチャンは、サタンを脅かすことができる唯一の存在です。「彼らは死に至るまでも自分のいのちを惜しまなかった」とは、彼らの優先事項は、生きることではなかったという意味です。彼らの最優先事項は、主に忠実であることと、主のみこころを行うことでした。
「主の軍の兵士」と聞くと、多くの人は漠然とした感傷的なイメージを抱きます。私がイギリス軍の兵士となったとき、命を落とすことはないという指揮官からの保証書はありませんでした。兵士となった者はみな、殺されるかもしれない、命をかけた務めであると知っています。主の軍も同じです。命を失うことはないという保証はありません。サタンが恐れるのは、いのちを失うことを恐れない人たちです。地上でのいのちは、天にある永遠のいのちに比べれば、短いのですから。
【祈り】
主よ、子羊の血を感謝します。「生き続けること」は私の最優先事項ではないこと、そして、私は子羊の血と、私の証しのことばのゆえにサタンに打ち勝ち、死に至るまでも自分のいのちを惜しまないことを宣言します。アーメン。