私はキリストにあって完全な者とされました
ぜ、私たちは存在しているのでしょうか。それは、自分の意志を行うためではなく、私たちに託されたキリストのみこころを行うためです。パウロは、コロサイ人への手紙1章9節でこう書いています。「こういうわけで、私たちもそのことを聞いた日から、絶えずあなたがたのために祈り求めています。どうか、あなたがたが、あらゆる霊的な知恵と理解力によって、神のみこころについての知識に満たされますように。」私たちは、神のし、完全な者とされ、私たちに対する神の目的を成就することができます。ちょうど、イエスが地上の生涯での間、神のみこころだけを行うことによってのみ、神の目的を成就されたように。
もし、あなたの生活の中に不調和やフラストレーション、感情の混乱があるなら、神のみこころとの関係を確かめましょう。なぜなら、あなたは神のみこころを知って行うことによってのみ、完全になることができるからです。それ以外のものは、不完全とフラストレーションをもたらすだけです。
みこころについての知識に満たされる必要があります。言い換えれば、キリストのみこころについての知識が、私たちのすべての思いの支配権を握るということです。私たちの考えを完全に治めることです。すべての動機とすべての目的は、キリストのみこころについての知識によって管理されるべきなのです。
パウロはまた、コロサイ人への手紙4章12節でこう書いています。「あなたがたの仲間の一人、キリスト・イエスのしもべエパフラスが、あなたがたによろしくと言っています。彼はいつも、あなたがたが神のみこころのすべてを確信し、(完全な)成熟した者として堅く立つことができるように、あなたがたのために祈りに励んでいます。」
また、へブル人への手紙13章も、この真理をはっきりと述べています。
永遠の契約の血による羊の大牧者、私たちの主イエスを、死者の中から導き出された平和の神が、あらゆる良いものをもって、あなたがたを整え(完全な者とし)、みこころを行わせてくださいますように。また、御前でみこころにかなうことを、イエス・キリストを通して、私たちのうちに行ってくださいますように。栄光が世々限りなくイエス・キリストにありますように。(へブル13:20-21)
【祈り】
主よ、あなたが私のうちで働いてくださっていることを感謝します。神さまのみこころの中で完全で成熟した者として堅く立ち、みこころを行うことによってのみ、神さまの目的にかなう者となることができるという希望を宣言します。私はキリストにあって完全な者とされました。アーメン。