新しい生ける道によって

まことの聖所に近づこうではありませんか

至聖所の唯一の調度品は、神が示された契約の箱で、それはアカシヤの木で作られ、金で覆われました。その蓋は「めの蓋」と呼ばれました。箱の中には十戒が書かれた二枚の板が入っていましたが、宥めの蓋で覆われていました。これは、私たちが破った律法(十戒)がキリストの贖いによって覆われたという意味です。宥めの蓋の両端にはケルブがあり、その二つのケルビムは互いに向き合い、翼を広げて宥めの蓋の中央を見ており、翼の先端は宥めの蓋の中央に触れていました。

宥めの蓋は、神の御座です。破られた律法を覆う恵みの御座に座しておられます。二つのケルビムが互いに向き合って翼の先が触れ合っているのは、交わりの場所であることを表しています。ですから、これは宥めの場所であり、交わりの場所です。しかしそれはまた、王座であり、王である神の御座です。

その調度品は、イスラエル人に禁じられていた神ご自身の表現はありませんでした。しかし、神はそこに入って来られ、シャカイナ・グローリー、つまり全能の神の目に見える感覚的な存在の形をとって、その座に着かれました。至聖所は完全な暗闇で、自然光も、人工の光も全くありませんでした。しかし、神の栄光(シャカイナ)の臨在がそこに入って来られると、神はご自身の場所である御座に着かれました。

へブル人への手紙10章で、私たちは神に近づくために至聖所の中へと招かれています(22節)。そしてキリストとともに御座に着くように招かれています。私たちは、「新しい生ける道」(20節)によって行かなければなりません。この「新しい生ける道」とは、イエスです。

【祈り】

神さま、イエスさまの血によって、私があなたに近づくことができることを感謝します。私は、「新しい生ける道」であるイエスさまによって至聖所に来ることを宣言します。私は至聖所に近づきます。アーメン。

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