御父は、愛をもって私をご自分の息子、娘にしようと定めておられました。
私たちの主イエス・キリストの父である神がほめたたえられますように。神はキリストにあって、天上にあるすべての霊的祝福をもって私たちを祝福してくださいました。すなわち神は、世界の基が据えられる前から、この方にあって私たちを選び、御前に聖なる、傷のない者にしようとされたのです。（エペソ１：３－４）
神は私たちをずっと前から知っておられ、ご自身の予知に基づいて私たちを選ばれました。あなたが今いるのは、あなたが選択したからではありません。「神の選び」によって、あなたは存在し、そこにいるのです。この事実は、あなた自身とあなたの状況に対する視点に大きな違いをもたらします。どちらも神が始められたことだからです。あなたの人生を動かし始めたのは、あなたではなく、神なのです。
神は私たちを予見していただけでなく、運命づけておられました。「運命」という言葉と、その意味に恐れを抱く人もいるでしょう。それは私たちの人生の歩みを神があらかじめ備えてくださっていたという意味に過ぎません。パウロはローマ人への手紙８章２９節で、「神は、あらかじめ知っている人たちを、御子のかたちと同じ姿にあらかじめ定められたのです」と言っています。神は前もってすべてを備えておられました。
またパウロは、エペソ人への手紙１章１１節でこう書いています。「またキリストにあって、私たちは御国を受け継ぐ者となりました。すべてをみこころによる計画のままに行う方の目的にしたがい、あらかじめそのように定められていたのです。」
この保証は、あなたに平安を与えるでしょう。あなたが救われ、神とともに歩むことは、すべてをご自身の計画のままに行う方によって、あらかじめ定められていました。神はすべてのことを、みこころの目的にしたがって行われます。
【祈り】
父なる神さま、私があなたの子どもとされていることを感謝します。私があなたとともに歩むことは、あらかじめ定められたみこころであったことを宣言します。御父は愛をもって、私を息子、娘として私をあらかじめ定めてくださっていました。アーメン。
