主は、ご自分の民を捨て去りはしません
私は、神がイスラエルと中東でなさっていることについて、神を信じる人々からの応答を求めておられると思います。中立であいまいな立場や無関心でいることは許されません。エレミヤ書の中で、預言者は神が私たちに何をするように命じておられるかを語っています。
ヤコブのために喜び歌え。国々のかしらに向かって叫べ。告げ知らせよ、賛美して言え。「主よ、あなたの民を救ってください。イスラエルの残りの者を。」(エレミヤ31:7)
この聖句で、神は五つの応答を求めておられます。「歌う」、「叫ぶ」、「賛美する」、「告げ知らせる」、「言う(祈る)。」それらはすべて声によるものです。
何に対して応答するのでしょうか。ヤコブの残りの者たちが再び集められることに対してです。この命令は誰に向けられているのでしょうか。聖書が神のことばであり、それに従うべきだと信じている教会、つまり私たちクリスチャンにです。
神はイスラエルのためにとりなしをするように求めておられます。神は、「わたしはわたしの民を帰らせている。彼らを再び集めている。あなたは祈りを通して、わたしとわたしの目的と一つになりなさい」と言っておられます。神が何かをしようとするとき、神はご自分の民に、「私がしようとしていることのために祈りなさい」と言われます。言い換えれば、「これはわたしの意図だが、あなたが祈るまでそれは起こらない」と言われているのです。これは、私たちがみな向き合うことになる、神についての不思議な事実の一つです。
私たちはクリスチャンとして、歴史における神の目的の実現にすべてを捧げるという大きな責任を負っているのです。
【祈り】
主よ、あなたはイスラエルを選ばれました。今、イスラエルのために祈ります。主はご自分の民を帰らせ、再び集められることを宣言します。私は他のクリスチャンたちの祈りとともに私の祈りをささげます。主はご自分の民を捨て去りはしません。アーメン。